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ツレがうつになりまして。 佐々部清 監督 舞台挨拶開催 2 [□映画]

 1/29(日)にAKVの自転車ポタリングがありました。AKVとはブログ仲間さんと
自転車のポタに行く行事名です。今回その記事を書こうと思ったのですが
ポタが思いのほか早く終わった為、昨日の記事の深谷シネマになんとか
行けましたのでその報告をします。
 後半休憩もせず飛ばして、ハンガーノックになりそうでしたが深谷シネマに
16:00に着きました。
15:40ごろから16:10まで佐々部監督の挨拶がありました。
ツレがうつになりまして。は2011秋の映画です。
佐々部監督↓http://www.sasabe.net/
P1030597.jpg

劇場に着くともう挨拶が始まっていました。満員の深谷シネマは初めて見ました。
映画を見た人を対象に話をされていました。
この映画は映画にするぞ、と決めてから5年かかったそうです。苦労して仕上げた
作品だそうです。題材のうつについては専門医、3人にアドバイスをもらって創り上げた
そうです。うつを深く取りあげると暗い映画になってしまうので、
出来るだけ夫婦愛をテーマに、暗くならないように仕上げたとのことでした。
うつに関しては導入編と考えてくださいとのことでした。
 主人公の二人は結婚して5年なのですが子供が居ない設定となっていて、
子供の変わりにペットであるイグアナを登場させたとのこと。
このイグアナがいうことを聞かず、撮影で一番苦労したとのことでした。イグアナが主人公家を
歩き廻るのですが3歩歩けば良い方でイグアナが大変だったとのことでした。逆に宮崎あおいと
堺雅人さんは息がぴったりで撮影で直すところが非常に少なかったそうです。
毎日9:00から16:00くらいの撮影で非常に順調だったそうです。最後の教会の
シーンではカメラテストもせず、ぶっつけ本番で撮れたくらい監督さんが考える夫婦像がこの二人で
描けたそうです。監督さんから見ても、宮崎さんと堺さんの二人の仲が非常に良くて、待ち時間に
二人して読書をしているそうなのですが老夫婦を見ているような
二人の時間が流れている感じだったそうです。
 コミックやドラマでは主人公の住まいはマンション
だったのですが、映画を造るに当たっては日本家屋にしたそうです。映画ならではの映像の
奥行きを表現するのにマンションだと表現できないので美術さんに無理を言って日本家屋
にしたそうです。
エンドロールで深谷コミッショナーズや本庄という文字が描かれていたので、
深谷が撮影に使われた?みたいです。

感想: 自分がうつになるというのを重ね合わせて身に詰まる思いでした。誰でもうつになる。
    うつになると冷静に物事が考えれなくなる。それでも献身的な妻のおかげで励まされ
    徐々に病気が治っていき、少しずつ元気になる。その過程でほのぼのあり、笑い、
    悲しみありの感動できる作品でした。
     ただ一つ気になったのが旦那さんをツレと表現しているところで
    それだけはどうもなじめませんでした。旦那さんは妻を名前で呼んで『はるさん』と
    呼んだり、他人に紹介するときは妻と表現したりしていたのですが、奥さんは仕事場でも
    ツレがうつになりましてと説明していました。考え方が古いのかなあ・・・。


 


P1030598.jpg

監督さんのサイン入りパンフレット600円で購入↓
P1030600.jpg

 DVDが4月に発売だそうでレンタルも開始されますのでぜひ見てください。

 
 ・・おしまい・・


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コメント 12

moumou

本人も大変ですが御家族は結構大変ですよね。
by moumou (2012-01-30 06:26) 

オサムシ

映画 最近見てないです☆☆☆
by オサムシ (2012-01-30 06:57) 

hatumi30331

見たいです!
私は、女性のための電話相談員もやってます。
鬱の人多いです。
自分が・・・・
夫が・・・・・
まわりの人が大変なんですよね。
環境で随分変わってきます。
ツレ・・・・連れ合いのツレでしょうね。^^
うちは・・・・人には夫、友達にはパパりん〜です。^^
by hatumi30331 (2012-01-30 07:45) 

hayama55

久しぶりに映画を見たくなりました。
AKV、うまいネーミングですね(^^)
by hayama55 (2012-01-30 08:18) 

yukimin1119

ツレという言葉、わたしは愛情感じますが・・・ひとによって感じ方違いますものね。(*^_^*)
by yukimin1119 (2012-01-30 14:49) 

あずき

犬や猫でも撮影大変そうですから
イグアナあいてでは本当に大変だったでしょうね^^;☆
by あずき (2012-01-30 17:08) 

tomochan

ポタではお世話になりました。
道中話していた映画ですね。
舞台挨拶に間にあって良かったですね。
それに心配していた客の入りも良かったようで、何よりでした。

by tomochan (2012-01-30 18:37) 

hayazou2002

hatumiさま
電話相談員とは、すごく人の為になる
ご職業をされているんですね。
人にアドバイス出来るくらい、優しい人なんですね。

ツレの意味を調べると、ツレはもともと能狂言で主演者のシテに次ぐ共演者のことだったとそうです。それから、夫婦が伴侶を紹介するときに「私の連れです」というような表現となり、さらに拡がって特殊な社会での「友達」の意味で使われるようになったそうです。
私にとっては、友達の意味しか知らなかったので余計そう思ったのかなあ。


by hayazou2002 (2012-01-30 21:06) 

hayazou2002

tomochanさま
一生懸命、急いで帰った甲斐があって
何とか間に合いました。

皆様
コメントありがとうございました。
淀川長治さん風に
それでは次週を御期待下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・。
by hayazou2002 (2012-01-30 21:15) 

はる

昨日はお世話さまでした。
何とか監督の姿を見られたのですね。よかった、よかった。
『ツレ』という言い方は、昔のドラマだと大抵年配の夫が妻のことを言うのに使っていたと思いますね。反対の使い方はあまり覚えがありません。普通に言うと『主人』とか「うちの旦那」とかいう言い方になると思いますが、神経質に言うとそれは男尊女卑の思想を背景に置いているという批判が可能になるので、それを避けるために、より平等感の強い『ツレ(連れ合い)』という言い方を採用したのかなと想像します。まあ、一般に公開するものは、いろいろ大変ですよね。
by はる (2012-01-30 23:26) 

K-SASABE

hayazou2002 様
大変な道程の末、ご来場いただきありがとうございました。
拙い話にもお付き合いいただき、感謝です。

深谷シネマは大好きな映画館です。もう映画館という言い方も死語になってしまうかも知れません。すべてがシネコンになりそうで…。

どうぞ、これからも日本映画と深谷シネマを応援してください。
またもし機会がありましたら、声を掛けてください。
by K-SASABE (2012-01-31 10:03) 

hayazou2002

K-SASABE さま
ご本人さまからのコメントに非常にびっくり
しています。私の拙いブログに遊びに来ていただき
非常に光栄です。
次に深谷シネマにおいでになるときも観にいきますので
その時は宜しくお願いします。

by hayazou2002 (2012-01-31 20:15) 

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