博士の愛した数式　読みました。　小川洋子　：旅log2：So-netブログ

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博士の愛した数式　読みました。　小川洋子　　[□本、雑誌、漫画] [編集]

　博士の愛した数式　読みました。図書館の本棚にあって
映画化されたやつと思い借りて読みました。
画像 103.jpg

あらすじ
昔起きた交通事故の影響で80分間の記憶と事故以前の記憶しかもたず、80分以降の記憶は次々と新しい記憶になってしまう、数学好きの通称博士の家に、シングルマザーの新しい家政婦が仕事としてやってきた。
しかし博士の家は、これまでに何人もの別の家政婦が辞めているという状況であった。
博士の家に入るとあらゆる数字を博士に、電話番号、生年月日等等を聞かれる。
家政婦はそれに答えると博士はなにやら考え、口を開く、「その数字は○○だ。」博士は自信満々に、それでいて謙虚にいうのであった。　　（説明文より）

感想
事故の影響で８０分しか持たない記憶、悲しすぎる設定でありますが、物語の中盤から
家政婦（主人公）の息子１０歳の登場によってそれまでの重い雰囲気から、驚きと楽しみ
に満ちている生活に変わってきて良かったです。暖かい、少し悲しい小説でした。
阪神ファンの私にとって、1992年の新庄、亀山、和田、パチョレック、湯船、中込が活躍して
２位になった時の話が詳細に出てきてうれしかったです。
家政婦さんと博士のちぐはくな物語楽しめました。恋心というか尊敬というか良かったです。

第１回本屋大賞受賞作品だそうです。
素数とか完全数とか出てくるのですが、学校で勉強して以来、普段全く使わない分野なので
そのあたりも面白かったです。

話は変わりますが、ＷＢＣの日本対台湾戦。　９回の裏まで負けていて、ファーボールで出た
鳥谷が２塁に盗塁して井端のタイムリードで同点、ついには逆転での勝利。
阪神の選手がＷＢＣで活躍してくれてうれしかったです。今日のオランダ戦もがんばって
ほしいです。

おしまい。。