キッドナップツアー 角田光代 読みました。 [□本、雑誌、漫画]
角田光代さんのキッドナップツアーという本を
読みました。八日目の蝉 という映画がよかったので
この作家さんが気になって読みました。
あらすじ
私はおとうさんにユウカイ(キッドナップ)された! 私の夏休みはどうなっちゃうの!?
五年生の夏休みの第一日目、私はユウカイ(=キッドナップ)された。犯人は二か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなおとうさんに連れ出されて、私の夏休みは一体どうなっちゃうの? 海水浴に肝試し、キャンプに自転車泥棒。ちょっとクールな女の子ハルと、ろくでもない父親の、ひと夏のユウカイ旅行。私たちのための夏休み小説。
感想
今のご時勢、少女誘拐ときたら、殺人事件など大変な時代ですが、この物語は
殺人事件とは無縁の話です。
少女の父母は仲が悪く、どうも別居していて、分かれる寸前のような関係です。
仲のよくなかった父と子が一緒に貧乏旅行をする中で、今まで知らなかった父の
やさしさとか、愛情を知って、だんだんと仲良くなっていくのですが、結局、母親の
元に、返されるところで物語は終わります。結局どんな要求を妻にしたかとか
その後どうなったとか一切なかったのですが、面白い話でした。私の子供たちは
男の子ばっかだったので、娘と父の関係ってこんな感じなのかなあと思いました。
この本を映画化したら面白いと思いました。芦田愛菜さんと、大泉洋さんとか使ったらいいのにとか思ってしまいました。
児童文学なのだそうですが、世のおとうさんにお勧めです。
おしまい。。
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なかなか本 読む時間ないです☆
by オサムシ (2014-09-28 08:35)
なかなかおもしろそうですね
by とまと (2014-09-28 12:17)
うちは娘しかいないので・・・父と娘の関係って・・・どうなんでしょうね。^m^
長女は、けんかになりやすく・・・次女は、だんなを爺やのようにしてますし。(^_^;)
by yukimin1119 (2014-09-29 11:34)