園子温監督の映画は、グロテスクなので苦手なのと4時間と通常映画の2倍の
大作なので見るのをためらっていたのですが、GAOで無料で放映していたので
観ました。2008年
https://movies.yahoo.co.jp/movie/愛のむきだし/331109/trailer/?vid=00908:v13581:v1000000000000004503



あらすじ
『紀子の食卓』が世界的に高く評価された園子温監督が、実話をベースに描く究極の純愛物語。幼少時に母親を亡くし理想の女性像を追い求める主人公を、人気グループAAAの西島隆弘が熱演。ヒロインに『プライド』の満島ひかり、彼らに近づく新興宗教団体の女に『風の外側』の安藤サクラがふんするほか、渡辺真起子、渡部篤郎ら実力派が脇を固める。カリスマロックバンドのゆらゆら帝国が、初めて映画に楽曲を提供しているのも話題だ。
敬虔(けいけん)なクリスチャンの家庭に育ったユウ(西島隆弘)は、ある出来事を境に神父の父(渡部篤郎)に懺悔を強要され始める。父の期待に応えようと、懺悔のために毎日罪作りに励むうちに罪作りはエスカレートし、いつしかユウは女性ばかり狙う盗撮魔となっていた。そんなある日、運命の女ヨーコ(満島ひかり)と出会い、生まれて初めて恋に落ちるが……。    (説明文より)

感想
やっぱり苦手なタイプの映画でしたが、そこまでえぐくなかったので何とか最後まで見れました。
満島ひかりの長セリフ↓ 新約聖書 コリント使徒への手紙↓
愛は決して滅び去ることはない。
予言の賜物なら廃りもしよう。
不思議な言葉ならば止みもしよう。
知識ならば無用となりもしよう。 
我々が知るのは一部分、また予言するのも一部分である故に、
完全なものが到来するときには、部分的なものは廃れさる。 
私は幼い子供であった時、幼い子供のように語り、
幼い子供のように考え、幼い子供のように思いを巡らした。
ただ、一人前の者になった時、幼い子供のことは止めにした。 
我々が今見ているのは、ぼんやりと鏡に映っているもの。
その時に見るのは顔と顔を合わせてのもの。
私が今知っているのは一部分。
その時には自分が既に完全に知られているように、私は完全に知るようになる。

だから引き続き残るのは信仰、希望、愛、この三つ。
このうち最も優れているのは、愛。

圧巻でした。

安藤サクラさんの演技もすごく良くて狂った新興宗教の教団員は最高に怖かった。
満島ひかりさんと安藤サクラさんのパンチラがこれでもかというくらい出てきます。
男性ファンにはたまりませんねえ!

ラストはなんとかハッピーエンドですので、最後までご覧になれます。
10年前の映画なのですが、今、ブレイク中の松岡茉優さんが出てました。
小学生くらいかなあ。笑顔が似てると思ったら、最後のテロップで
ご本人だということが分かり少し嬉しくなりました。

万人向けでないので評価が分かれるのですが、気になる方は今無料なので
見てください。

 おしまい。。。