ブロガー友達のtomochanさんの制作に協力させていただいた作品を今回
見ました。深谷シネマという地方の小さい映画館です。
http://www.hananoani.com/


(ストーリー)
母の職場恋愛によって家庭が崩れ、非行を繰り返した少年。少年院にいるさなか、
慕っていた父が病死する。出院後、保護司にファミレスの仕事を紹介されて赴くと・・・。
『花の兄』は春先にほかの花に先駆けて咲くことから、梅の異名。
緑あふれる里山で、桜、山つつじ、あじさいなどの花の弟妹が順繰りに競演する。
少年もまた、県内から身を寄せる親と暮らせない子供たちの料理番として
母とぶつかりながら兄への道を歩き始める。 説明文より

(感想)

絶賛したかったのですが、私の読解力が不足なのか、少し物足りませんでした。
主人公の少年の成長をもっと描いてほしかったかからでしょうか。母親を憎むさまとか
母親の彼氏を憎むさまとかは描いているのですが、なぜ憎んで、なぜ雪解けして
がんばって生きていこうという決心とかが分かりにくかったです。 もっと母親の彼氏を
認めてあげるような描写も最後には必要かと思いました。起承転結が平たい感じでした。
撮影を行った寄居の景色はとても素晴らしくさすがtomochanさんと思いました。
エンディングも・・・・微妙に描けていないように思いました。。
笑いも泣きも喜怒哀楽的なことが薄味かなあと思いました。
次回作に期待です。

おしまい。。