GYAO!で映画観ました。
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00908/v14411/v1000000000000008515/

 僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年の映画です。


あらすじ
累計600万部を超える青木琴美の同名ベストセラーコミックを映画化した純愛ストーリー。20歳まで生きられないと宣告された少年と、彼を献身的に支えようとする少女のもどかしい恋の行方が描かれる。監督は『Life 天国で君に逢えたら』の新城毅彦。『花より男子ファイナル』の井上真央が、死を宣告された初恋相手と懸命に生きていく悲恋の少女を演じる。共演は『重力ピエロ』の岡田将生。涙なしには観られない珠玉のラブストーリーだ。
医師の孝仁(仲村トオル)を父に持つ少女・繭(井上真央)は、父の病院で入院生活を送る少年・逞(岡田将生)と出会う。逞に恋心を抱き始めた繭は、逞が重い病気により20歳まで生きられないと知りつつも「大人になったら結婚しよう」と約束。しかし、時が経って自らの余命を自覚した逞は恋心を封印し、繭を遠ざけようとする。                     (説明文より引用)

感想
病気で死ぬ恋愛映画はジェットコースターのゆっくり高さを稼いでいるドキドキ感と似ています。
今2人の時間が楽しければ楽しいほど後から来る喪失感が倍増されそうで、悲しみが倍増でやってきます。
井上真央さんは八日目の蝉(2011年)で演技がうまいなあと思ってましたが、この作品でも
その魅力をいかんなく発揮してました。
井上真央さんと岡田将生さんは中学生から高校生の役でした。


この年になると親の立場で映画を見てしまい、我が子が20歳まで生きられない、心臓移植しか助かる道
が無いとなると私ならつぶれてしまいそうです。自分がこの立場なら厳しいなあとか
結局、我が子の健康が一番とか思って見てました。生きるって何だろうっていう映画です。


映画の中で主人公の心臓移植の話が決まりかけ、助かるかもしれないとなったのですが
移植元のお母さんが、脳死でも息子はまだ生き返る(意識を取り戻す)かもしれないと

移植できないとなって、主人公の岡田将生さんは死んでいくのですが、
井上真央さんが土下座までして移植元のお母さんに懇願していくあたり、涙が止まりませんでした。
理性では心臓移植をすると決めていても、心がまだ助かるかもとか思ってたら、出来ないですね。

心臓移植の難しさが分かりました。
せつない、ラブストーリーでした。ハンカチが必要です。ご興味のある方は是非。。