終の住処 という本を読みました。磯崎憲一郎さんの本です。
群馬県立近代美術館を設計した磯崎新さんという建築家がいるのですが、
その人が書いた家についての本と間違えて借りました。

あらすじ
妻はそれきり11年、口を利かなかった――。

30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる感覚で、
日常の細部に宿る不可思議をあくまでリアルに描きだす。過ぎ去った時間の侵しがたい磐石さ。
その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ――。小説にしかできない方法で
この世界をあるがままに肯定する、日本発の世界文学! 第
141回芥川賞受賞作。
                                    (説明文より)

感想
平成21年度の芥川賞受賞作です。
悲しい男の人生の話でした。
がんばっているのですが、妻と共感できないと言うか
理解されずに11年も口を利かず、土曜日は仕事、日曜日はゴルフ
人生何が楽しいか、何度も浮気をして、海外転勤になって
やっと帰ってきたら、自分の人生はなんだったのか、というような
作品でした。
反面教師にお話だと考えろということなのでしょうかね。


おしまい。。