火花読みました。TVのニュースで芥川賞受賞をやっていて翌日
近所の本屋さんに行ったら積んであったので
購入しました。ミーハーで申し訳ないです。

「僕」は熱海の花火大会での営業のあと、飲みに誘ってくれた神谷と師弟関係を結ぶ。同世代の芸人が次々と売れていくなかで、僕も神谷もなかなか芽が出なかった。しかし「僕」はその後、深夜番組に出るなど少しは売れ始めた。しかし神谷は売れないまま、同棲していた女性に恋人ができたため女性の家を追い出された。一方「僕」は、神谷を漫才で笑わせることばかり考えていた。しかし、神谷は笑ってくれなかった。(説明文より)

感想)
 又吉さんの自叙伝のような小説でした。お笑いの業界、考え方、厳しさが分かる内容で
凄く楽しく読めました。
 大学を出てられずに、400字詰め230枚の内容を書けるということは、本人が努力すれば
学歴なんて関係ないことの証明だと思いました。
常に人を笑わせることについて考える芸人という職業、とても深く切り込んでいました。
 ただご自身の得意分野といいますか、自叙伝的な内容であったため、小説家を生業にするのなら
全く違う内容の小説とかも書いたいただきたいと思いました。
恋愛ものが良いと思います。


おしまい。。