角田光代さんの小説読みました。










あらすじ
風変わりなくまの絵柄の服に身を包む、芸術家気取りの英之。人生最大級の偶然に賭け、憧れのバンドマンに接近したゆりえ。舞台女優の夢を捨て、有望画家との結婚を狙う希麻子。ぱっとしない毎日が一変しそうな期待に、彼らはさっそく、身近な恋を整理しはじめるが……。ふる/ふられる、でつながる男女の輪に、学生以上・社会人未満の揺れる心を映した共感度抜群の「ふられ」小説。 (説明文より)


感想
八日目の蝉という映画がすごく素晴らしくて機会があれば、角田光代さんの小説を
読んでいます。
くまちゃんという題名から小さい子供とお母さんの話かと思ったら、恋愛小説でした。
短編ですが、ふられた主人公、ふった主人公が次の話の主人公になっていて
この時はこう風に思っていなんだとか分って面白かったのと全部うまくいかないので
せつない感じになりますが楽しめました。
好きな気持ちがあってもタイミングや考え方ですれ違うんだなあと思いました。
作者は私より5歳上ですが同年代って感じで価値観が同世代で心に沁みてきます。
やっぱりこの人の小説が好きだなあと思いました。おススメです。

おしまい。。