最近 角田光代さんにはまってます。


あらすじ
もしもあなたの彼女が風呂嫌いだったら?彼が買い物中毒で、家をガラクタで一杯にしてしまったら?度を越した迷信好きだったら…?大好きなのに許せないことがある、太陽の光が雲にさえぎられて届かないように―。恋人たちの平凡な日常に起こる小さなすれちがいや諍いを描いた、キュートな11のラブストーリー。  (説明文より)

感想
本のタイトルと 内容が一致しない作品で 太陽が雲にさえぎられて 届かない様子を 毒くも に例えています。
同棲したり かなり仲良くなったカップルの相方の ここが許せない といったところが 始めは我慢できているのですが
段々許容できなくなって不満が爆発して 別れていったり、それでもくっついたりする内容です。 山崎まさよしさんの
『セロリ』 に 育ってきた環境が違うから~すれ違いは しょうがない~。と思うのですが、我慢、譲歩できない部分が
あったりして 、人事でないといいますか、心に残りました。
短編集なので すっと読めました。凄くリアルな感じでドキとしました。


おしまい。