角田光代さんは、八日目の蝉ですごい人だと思ってから
キッドナップ・ツアーについで3作目です。

あらすじ
わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。
梨花は発覚する前に、海外へ逃亡する。彼女は、果たして逃げ切れるのか―?
あまりにもスリリングで狂おしいまでに切実な、角田光代、待望の長篇小説。


感想
NHKでドラマ化されて、その後映画化されました。その両方見ていないですが、
ドラマ、映画化となれば、読みたくなりました。ミーハーです。

普通の主婦が、ちょっと背伸びしたり、子供が出来なかったり、些細なことがきっかけで
階段を駆け下りるように転落して行く様、怖かったです。ちょうど同年代で、心理描写とかが
すごくリアルで、気が重くなりますが、引き込まれました。
元気な人にお勧めです。宮沢りえさんの映画見てみたくなりました。

おしまい。