丹波篠山の街でポスターが貼ってありました。
ちょうど時間があったので当日券を購入して行ってみました。これも何かの縁と思いました。
ブラームス 交響曲 第4番
ユー・レイズ・ミー・アップ、アンダー・ザ・シー、カノン、他
撮影録音禁止でしたので写真は撮れませんでした。
市民オケでお年寄りの方がバイオリンやビオラなど弾いてられて年齢関係ないんだと思いました。
この楽団の指揮者の方ですが、30代の男性だったのですが、指揮者の舞台に椅子が置かれて座りながら
指揮をするとのことでした。説明にあったのですが今年ALS多機能萎縮症を発症されたそうです。
インターネットでしらべたのですが、ALSとは手足のど舌などの筋肉が衰退していく病気で難病だそうです。
発症後の3年後の生存確率は50%だそうです。
演奏中ずっと立って指揮するのが難しいので椅子が置かれていました。練習もこの指揮者の方の体調で
短縮されたりいろいろご苦労があったそうです。
いざ演奏が始まるとダイナミックな指揮でとても迫力があり良かったのですが、途中何度か指揮棒を
落としたりされていました。でも他の演者が何事もなく拾ってましたので、今は日常的にあるのでしょう。
私の主観ですが今しかない鬼気迫る感じで非常に素晴らしい指揮で、演奏も当然素晴らしかったです。
指揮者の口惜しさとか考えると自然と涙が出てきました。
演奏後、演者の方々も涙される方とかもいてとても感動的でした。ブラームス交響曲第4番は
ブラームスの集大成の曲でこの曲を納得いく演奏が出来たらいつ辞めても良いとかいうくらい難しくて
演奏しがいがある曲だそうです。
メロマンのいうのはメロディーマニアからくるそうで美しい旋律が好きな方が作られた管弦楽団だそうで
昭和40年からあるそうです。
指揮者の方を調べると神戸市交響楽団でも12/17に指揮されるそうです。ここには
病気のことは記載されていませんでした。前途有望な方だと思われます。
ご興味のあられる方は 12/17 神戸文化 大ホールであります。
おしまい。