1/25に深谷市民文化会館で行われた講演会に
妻と見にいきました。


香山リカ先生は立教大学で心理学を教えているそうです。もともとは精神科医です。
香山リカという名前は、りかちゃん人形と同じ名前ですが、本名じゃないそうです。
600人まで収容おホールの半分くらい埋まってました。
内容
精神科医になられて30年だそうですが、医者になられたころの患者と現在とでは変わってきています。
30年前は、1.総合失調症 2.躁うつ病 3.恐怖症 であったそうです。
80年代~90年代 学校の不登校、ひきこもり
90年代  多重人格が増えてきた。子供時代の虐待が人格崩壊になるそうです。
2000年代 危険ドラッグ依存者の増加

精神科に通う患者さんが多種多様というか色んな患者さんが増えたという印象だそうです。


本題です。

元気になるにはどうすればよいのか?
1.うろたえない、あわてない。
何かが起きたときは 大丈夫、平気 とおまじないを言うのがよい。 怒りや悲しみが少し
収まってくる。 感情のラベリング 客観的に自分を見つめると落ち着くそうです。

2.自分に対し甘い点をつける。
今日一日を過ごせた。それだけでもすばらしいことである。もっと楽観的に。

3.人に弱みを見せないのではなく、誰かを頼るようにしてください。人は一人では生きていけないのだから、もちつもたれつでいこう。

4.人と比べない。
他人は幸せそうに見えるが、実際は悩みの無い人はいない。私はダメだとか、自分の点数を
下げるために比べるのは意味がない。

5.地域の相談窓口も利用してみる。


一番印象に残ったことがTVや冊子の取材とかで香山先生が有名な方たちとの
対談があるそうなのですが、対談後にオフレコで、お子さんことやご自身のこととかで
相談されるそうです。
立派に成功された人とかでも、みんな悩みを持っています。ただその人たちは
表に見せず、たくましくがんばっているように見せているだけですとのこと。
少し気が楽になったような気がします。
うまく説明できませんがこのような内容でした。さすが専門の精神科医の先生です。
大変勉強になりました。

おしまい。